結い相続支援センター

代表よりご挨拶

結い相続支援センター代表よりご挨拶

真摯に、そして誠実に。

 おかげさまで関総研グループは、2023年に創業43周年を迎えることができました。これもひとえに、創業以来、私共をご支援くださいましたお客様ならびに関係各位の皆様のお力添えによりますものと、役員一同、社員一同、心より感謝致しております。
 さて、2015年の相続税法改正により、基礎控除が40%削減され、今まで相続税に縁のなかった家族が課税されるケースが増えています。「残された財産は自宅不動産と預貯金が少し」の場合等、遺産を公平に分割できずにもめ事に発展した件数が1.6万件 (令和元年) ありました。同年の死亡者数は138万人でしたので、87件に1件の割合で発生しています。「ウチは兄弟仲がよいから大丈夫」「ウチは財産が多くないから相続税は関係ない」と対策を怠れば、残された家族が相続財産をめぐり“争族”になってしまいます。大切な家族が争族になることを回避し円満相続の実現に向け、2015年に「家族のトラブルをゼロにする生前の相続対策」(幻冬舎) を出版し、Amazonの週間ベストセラーの第6位にランクインしました。
 私は昭和53年10月の開業以来1000件を超える相続事案に対応して参りました。相続には優先順位があります。第一に遺産分割でもめないこと、第二に納税資金で困らないこと、第三と第四がなくて、第五に節税です。今や日本の相続税は世界一高くなり、資産運用も世界一難しい国となっています。相続の本命は円満相続であり、守るべきは財産家族の絆であると断言します。
 結い相続支援センターが皆様の大切な財産と家族を守り、安心相続を実現する手助けになれば幸いです。

結い相続支援センター代表
公認会計士・税理士
関 博